ラベル こどもの病気 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル こどもの病気 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2015年8月31日

「発熱」について正しく理解しましょう

発熱はこどもにとって最もありふれた症状の一つですが、意外と発熱について正しく理解されていません。今回、熱がでる理由および発熱への対処方法について、少し詳しくお話させていただきます。

◎ 発熱は、そのほとんどがウイルスや細菌などの病原体の感染に伴って起こります。熱を出すことによって、病原体が活発にふえていくのを抑え、自分自身の免疫力を高めるといわれています。ですから、むやみに熱を下げることは体にとってむしろ不利益といえます。


◎ 次に、熱が高くなってくる時、こどもの体では何が起こっているのでしょうか。

細菌やウイルスなどの病原体が体に入ってくると、体はそれに反応して体温が高くなるように脳内の体温調節がリセットされます。この「リセットされる」がポイントです。たとえば体温調節が39℃にリセットされるということは、「平熱が39℃になる」ことで、その時の体温が37℃であれば、その2℃の温度差で体は寒気を感じます。また、体温を上げるためには体の中から熱を作り出さないといけないので、ブルブルとふるえて、筋肉を小刻みに運動させて熱を産生します。また、熱が逃げていかないように、皮膚の血管を細くするので、手足が冷たく、色が悪くなることもあります。このように、産生された熱を逃がさないようにして、体温は上がっていきます。そして、いったん高い体温(リセットされた体温)に達すると、それ以上は体温を上げる必要がなくなるため、皮膚の血管を拡げて、皮膚から熱を逃がすようにします。この時、手足は温かく、色も良くなります。


◎ 熱の高いお子様に対して、ご家庭でしていただきたいことは次の2点です。

(1) うす着にする。
(2) 水分をこまめに与える。

寒気をうったえ、ガタガタと震え、手足が冷たい時は、今まさに熱が上がってきている時で、布団や毛布をかけてあげることも必要です。しかし、すでにリセットされた体温まで上がっている時(これは、冷たかった手足が暖かくなっていることで確認できます)、布団でくるんだり、厚着をすると、皮膚表面から熱が逃げていくのをじゃますることになり、結果的にもっと熱が高くなってしまいます。ぜひとも、風通しのよいうす着にしてあげてください。部屋の温度は他の家族が快適であれば結構です。夏のむし暑いときにはクーラーの使用も必要です。

また、熱が高いと皮膚表面から蒸発する水分量が増えるため、普段よりも多くの水分を必要とします。いろいろな飲み物を用意して、こまめに水分を与えるようにして下さい。また、水分の量が足りているかどうかを知るために、おしっこがちゃんと出ているかを確かめて下さい。高熱で水分がまったくとれない、あるいは、元気がなくなっている場合、脇の下や首周りを冷やしてください。この辺りは、太い血管が走っており、血管を冷やすことで、有効に熱を下げることが可能となります。それでも、熱が下がらず、元気がない場合は、解熱剤を使用してください。解熱剤を使用することで、熱が1.5℃前後下がるだけで、活気を回復して、食欲、水分摂取が増えることは重要なことと考えます。

ウイルス性胃腸炎(いわゆる胃腸カゼ)について



どうしてウイルス性胃腸炎になると下痢をするの?

口から侵入したウイルスが小腸(上皮細胞)に感染して増殖します。その結果、小腸粘膜が破壊され、小腸の消化吸収面積が減少するため、水や電解質の分泌や吸収がうまくいかなくなり、下痢を起こします。また、同時に嘔吐を伴うことがあります。嘔吐の初期には顔面蒼白、発汗などの自律神経症状をともなうこともあります。


◎ 症状

数時間前まで食欲もあり元気で遊んでいた子が、突然嘔吐して、顔色が真っ白になることがあります。胃腸炎の初期は嘔吐で始まることが多く、吐きやすい状態は6時間くらい続き、その後、発熱(微熱~高熱まで様々)や下痢が始まります。ウイルス性腸炎では下痢便は酸味の強い発酵臭があります。特にロタウイルス腸炎では、便全体が黄白色から白色調となり、オムツにしみ込むと、甘酒かす様に見えます(軽症の場合は便は白くならず、普段より色が薄い程度です)。下痢症状は5日~7日くらい続きます。症状で重要なのは、脱水症状の有無です。嘔吐と下痢で体の水分量が減少して、おしっこの色が濃くなったり、量が減ってきます。さらに脱水が進行すると、顔色が悪くなったり、ぐったりしてきますので、医療機関への受診が必要となります。


◎ 治療

初期症状である嘔吐が頻回にみられる時は、少量の水分を与えても全部吐いてしまいます。最初の嘔吐から最低6時間は絶飲食として何も与えないで様子をみましょう。吐き気がおさまってくると顔色が改善して、少し元気がでてきます。この時点は、水分をほんの少量ずつ、様子をみながら与えてください。このとき与える水分としては、塩分が補充されている経口補水液(アクアライト(和光堂)、OS-1(大塚)など)があります。幼児なら最初は5~10ccから始めてください。10~15分ごとに少量づつ与えてください。冷蔵庫に入っている冷たいものはダメです。常温くらいのものにしてください。下痢の時は、脂肪分の多く含む食品(乳製品、脂肪の多い肉など)や、糖分を多く含む食品(ケーキ、プリンなど)や、冷たい食品(アイスクリーム、清涼飲料水など)は好ましくありません。母乳は腸の粘膜を修復する作用があるため、母乳栄養児では、下痢があっても母乳を続けてください。水分を与えても頻回に嘔吐を繰り返し、ぐったりしている場合は、点滴による水分補給が必要となります。


二次性乳糖不耐症

乳糖不耐症とは

母乳、人工乳、牛乳などには「乳糖」という糖質が含まれています。乳糖は小腸で乳糖分解酵素により「ブドウ糖」と「ガラクトース」に分解されたのち、腸の粘膜から吸収され血液中に移行します。乳糖分解酵素が欠乏すると、乳糖は分解されず、消化吸収ができなくなり、その結果、高濃度の乳糖が腸管内に貯留するため、浸透圧により腸管内に水分が移動して下痢になります。吸収されない乳糖は小腸を通過して大腸に入り、腸内細菌により発酵し、おなかが張ったり、酸性便(すっぱい臭いの便)になります。このような病態を「乳糖不耐症」と呼びます。生後5~6ヶ月以降の乳児は乳糖分解酵素が生理的に減少してきますが、これは母乳中心の栄養が離乳食へ移行するためです。

◎ 二次性乳糖不耐症

乳糖不耐症には、「先天的」なものと、「後天的」なものがありますが、多くは後天的なものです。後天的なものは、ウイルスや細菌による急性胃腸炎に罹患した時に起きます。腸の粘膜がただれて機能が低下し、一時的に乳糖分解酵素の分泌が悪くなって下痢、酸性便をきたします。これを「二次性乳糖不耐症」と呼びます。重症な場合には、体重増加不良を起こします。

◎ 治療

特に治療を要することは少ないのですが、長期間(2週間以上)下痢が持続し、人工乳を飲んでいる時は、(1)一時的に人工乳を無乳糖乳(ラクトレス、ノンラクト、ボーンラクト、ミルフィーHPなど)へ切り替えます。(2)乳糖分解酵素(ガランターゼなど)を、母乳や人工乳を飲む前に内服します。

乳児の便秘について

離乳食が始まる前の赤ちゃんの便秘について説明します。

赤ちゃんによって排便間隔はまちまちで、2~3日に1回でも、赤ちゃんの機嫌よく、母乳やミルクの飲みもよく、おなかも張っていなければ心配する必要はありません。特に、母乳栄養の赤ちゃんでは、母乳は食物残渣がほとんどなく、大半が吸収されてしまうため、3~4日排便がないことがあります。しかし、母乳不足により排便回数が減ることもあるため、体重が順調に増えているかを確認する必要があります。


◎ 生後4~5ヶ月以降の便秘について説明します。

生後4~5ヶ月ころには、腸の消化吸収機能が発達してきます。離乳食が始まると、ミルクに比較して食物残渣が増えてくるため、便は少し形がついてきます。赤ちゃんによっては、太い便がでる時に肛門が過剰に広がるため、肛門の12時方向、または6時方向に亀裂を認め、時に出血することがあります。この刺激が繰り返されると肛門皮膚が突起状に盛り上がって疣(イボ)状になります。また、痛みのため排便をいやがったりして、便秘がさらにひどくなることがあります。


◎ 綿棒刺激とは

1週間以上まったく排便がなく、不機嫌な状態が続く場合は、肛門の綿棒刺激をしてみましょう。綿棒の先にベビーオイルをつけて、綿棒を肛門から2cmくらいゆっくり挿入します。この刺激だけでも便がでることがあります。排便がない時は、綿棒を肛門の中でゆっくり円を描くように回してください(綿棒自体を回転させるのではなく)。1~2分くらい続けても、排便がない場合は中止してください。その後も排便がない場合は受診してください。また、綿棒刺激に慣れていない、あるいは不安な場合は、肛門を傷つけてしまうことがあるので、行わないで受診してください。

幼児・学童の便秘について

便秘とは排便回数が少ないため便が硬くなり、排便時の痛みや出血をともなったり、腹痛や腹部が張るなどの排便困難をともなう場合をいいます。排便が2~3日毎であっても、排便困難などの症状がなければ便秘とはいいません。また、1日に数回排便があっても、硬い兎便様の便が少量出るだけで、十分な排便がない場合は便秘と考えたほうがよいでしょう。


◎ 便秘をおこす背景には次のものがあります

・排便の抑制
朝に早起きができずに登校(登園)までの時間がないため、排便せずに登校(登園)することや、学校(幼稚園・保育園)で排便することを恥ずかしがり、排便を我慢してしまう。

・食習慣
こどもたちが好んで食べるものにたんぱく質、脂肪分が多い食事があります。これらの食物は消化がよく大部分が吸収されるので、食物残渣(食べ物のカス)が少なく、便の量が少なくなります。そのため、便の大腸内停滞時間が長くなり水分が吸収されて徐々に硬い便になり便秘になる可能性があります。
・精神的因子
幼児期に排便の失敗を叱られたり、強制的に長時間トイレに座らされたりする排便恐怖などで、排便を我慢してしまうことがあります。

・悪循環
直腸(直腸とは肛門の少し前の大腸のこと)に便がたまり拡張すると便意をもよおします(直腸肛門反射)。しかし、慢性便秘になると、次のような悪循環に陥ります。

便がたまってくる⇒直腸が既に太くなっている(直腸の排便反射が低下している)⇒便意が弱くなる⇒排便なく、便が硬くなる⇒排便時の痛み⇒排便恐怖⇒排便をがまん⇒便がたまってくる⇒・・・⇒・・・


◎ 対応

食生活/排便の習慣:朝は少し早めに起きて体を動かし、朝食をしっかり食べましょう。食べたり飲んだりすると腸が動き出し、うんちがしたくなるものです。朝うんちをする習慣を身につけることが大切です。

繊維分の多い食物は便の大腸内の停滞時間が短くなり、硬便が改善されます。さらに乳製品や水分を多めに取りましょう。

いも類・・・さつまいも、さといも、こんにゃく
野菜類・・・ほうれんそう、キャベツ、にんじん、ごぼう、大根、かぼちゃ
穀物・・・コーンフレーク、ポップコーン、めん類
果物・・・みかん、バナナ、イチゴ、リンゴ、カキ
海草類・・・わかめ、ひじき、こんぶ、のり
豆類・・・大豆、あずき、納豆、えだまめ
その他・・・ヨーグルト、ビフィズス飲料

溶連菌感染症

A群溶血性連鎖球菌(略して溶連菌)感染症は小児の細菌性感染症の中で最もありふれたもので、咽頭炎、扁桃腺炎、中耳炎、気管支炎、肺炎など様々な疾患の原因となります。まれに敗血症や激症型などの重症例のほか、先行する溶連菌感染症後に急性糸球体腎炎、リウマチ熱などを合併することがあります。


◎ 症状
潜伏期間2~5日。自覚症状としては発熱、咽頭痛(のどの痛み)、咳、鼻汁、腹痛、吐き気、嘔吐を認めます。診察所見としては、咽頭・軟口蓋(のどの奥)の著明な発赤、唇や舌の発赤(イチゴ舌)を認め、顔(口周囲を除く)・首から体・手足・そけい部(太ももとおなかの境)にかゆみをともなった赤く細かい発疹が拡がります。リンパ節腫脹を認めることもあります。


◎ 診断
咽頭炎の診断は、咽頭培養あるいは迅速診断キットによりA群溶連菌を証明します。既に抗生物質で治療が行われている時には、血液検査で溶連菌に対する抗体(ASO, ASK)が急性期と回復期との比較で上昇を認めるかどうかで診断できます。


◎ 治療
抗生物質による治療が中心となります。溶連菌は抗生物質を1~2日内服すれば消失しますが、急性糸球体腎炎、リウマチ熱などの合併症を予防するために、7~10日間抗生物質を内服します。


◎ 続発症・合併症への対策
・ 先行する溶連菌感染症に対する不完全な治療により、2~3週間後にリウマチ熱や急性糸球体腎炎を発症することがまれにあります。対策として、溶連菌感染診断後、約3週間後に検尿および再度診察を行います。
・ 家族内感染(特に兄弟)が比較的高率にみられます。咽頭培養あるいは迅速診断キットによる検査を行い、陽性の場合は治療を行います。
急性糸球体腎炎とは:
溶連菌の菌体成分または溶連菌が産生する抗原と患者が産生する抗体とが結合した免疫複合体が、糸球体に沈着することが原因で腎機能障害をきたします。3大症状とは、血尿、浮腫、高血圧です。慢性化することはまれで予後は良好です。
リウマチ熱とは:
いわゆる膠原病の一種で、心炎、多関節炎、発疹(輪状紅斑)、皮下結節、不随運動が主症状です。

◎ 保育園、幼稚園、学校はいつから行ってよいですか?
抗生物質内服後1~2日で発熱などの症状が消失すれば登園登校が可能です。学校保健法で溶連菌感染症は「条件によっては出席停止の措置が必要と考えられる疾患」に分類されております。

夏かぜについて

一般的に夏かぜとは、夏の高温多湿の環境を好むエンテロウイルスとアデノウイルスによる感染症を指し、手足口病、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱(プール熱)などが代表的な病気です。エンテロは「腸管」を、アデノは「のど」を意味する言葉で、ウイルスは腸やのどで増殖して、多彩な症状を呈します。小さいこどもは毎年のように夏かぜをひくことがありますが、これはエンテロウイルスやアデノウイルスには数十種類もの型があり、1つの型に感染してもその免疫が他の型には通用せず再び感染してしまうからです。


手足口病

原因はエンテロウイルス、コクサッキーウイルス。病名のとおり、手のひら・指の間/足・足の裏・ひざ/舌・口唇・口腔内粘膜に水疱性の発疹がみられます。乳幼児ではおしりにも同様な発疹がみられることがあります。しかし、必ず3カ所に発疹がみられるわけでありません。発疹は3~6日で消えます。発病初期に38℃程度の発熱を認めることがありますが、その後、38℃以上になることはあまりありません。口腔粘膜の水疱が潰瘍を形成すると痛みで哺乳や食欲が低下します。また、下痢をともなうことがあります。ほとんどは軽症で経過しますが、まれに髄膜炎、心筋炎の合併症があります。潜伏期間(感染してから発病までの期間)は2~7日です。


◎ ヘルパンギーナ

原因はエンテロウイルス、コクサッキーウイルス。突然の発熱で始まり、のどの奥が真っ赤になり、「軟口蓋」と呼ばれる、のどの奥の方に、直径1~2mmの水疱(周囲が赤い)ができます。水泡はその後、潰瘍となり痛みをともないます。発熱は39~40℃の高熱が2~3日続きます。口腔内の痛みで哺乳や食欲が低下して、脱水症をおこすことがあります。年長児では、背筋痛や頭痛、のどの痛み、食欲減退、嘔吐などがみられます。まれに髄膜炎、心筋炎を合併症することがあります。潜伏期間は2-4日です。


◎ 咽頭結膜熱(プール熱)

原因はアデノウイルス。6月頃から流行がはじまり、7月~8月にピークとなり、プールでの感染が多くみられることから、プール熱と呼ばれますが、プール以外の感染もあります。発熱、のどの痛み、結膜炎が特徴です。39℃前後の発熱、のどの痛み、頭痛、食欲低下、結膜充血、下痢などが3~5日くらい続きますが、すべての症状を呈するわけではありません。まれに、乳幼児のアデノウイルス感染症で呼吸障害の進行による重症化がみられることがあります。潜伏期間は5~7日間です。アデノウイルスは一般外来で迅速診断が可能です。


◎ 夏かぜに対する治療は?

ウイルスが原因のため抗生物質は無効です。特別な治療法はなく対症療法が中心で、数日~1週間で自然治癒します。口腔内病変に対しては、軟らかい食事を与え、水分摂取をこまめに行い、脱水症にならないように気をつけましょう。


◎ 感染経路は?

ウイルスの感染経路は咳や鼻水による飛沫感染と便からの排泄による経口感染です。感染力がもっとも強いのは急性期ですが、便からは長期(2~4週)にわたってウイルスを排泄します。


◎ 登園・登校は?

<手足口病、ヘルパンギーナ>
発熱や食欲低下などを認める場合は、登園・登校を控えてください。手足の発疹が残っていても、発熱がなく、全身状態がよければ、登園・登校は可能です。ウイルスは長期間にわたって排泄しますが、長期の欠席をする必要はなく、現実的でもありません。

<咽頭結膜熱>
アデノウイルスは感染力が強く、2日間の解熱を確認してから登園・登校をしてください。

RSウイルス感染症

Respiratory syncytial virus(RSウイルス)は、乳幼児、特に1歳未満の細気管支炎や肺炎を起こす頻度が最も高いウイルスです。1歳までに50~70%以上の乳児が罹患し、3歳までにすべての小児が抗体を獲得すると言われています。RSウイルスは乳幼児における肺炎の約50%、細気管支炎の約50~90%に関係しており、より年長の小児においても気管支炎の10~30%に関係しているといわれます。また、年長児や成人での再感染はよく見られますが、重症となることはほとんどありません。RSウイルス感染症のピークは毎年11~1月で、3月頃まで流行が続きます。潜伏期間は2~8日間です。


◎ 症状
最初の症状は鼻汁で、少し遅れて咳が始まります。咳は発作性で嘔吐を伴う場合が多くみられます。発熱は病初期に38℃代となりますが、長期に高熱が続くことはありません。その後、呼吸にともなって喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒュー音がする)が聴かれます。症状が進行すると呼吸が早くなったり、陥没呼吸(みぞおち辺りがペコペコ凹む呼吸)がみられたり、喘鳴がさらにひどくなり、細気管支炎[1]や肺炎を合併して哺乳力が低下します。このような場合は入院治療が必要となります。生後1か月未満で感染した場合に、無呼吸が最初の症状になることがあり注意を要します。軽症では1週間位でよくなりますが、細気管支炎を合併すると3週間位かかります。

[1]細気管支炎とは、細気管支(気管支が枝分かれして細くなった部位)にRSウイルスの感染がおこると、気道内腔が狭くなったり、気道表面の粘膜から分泌物が増加して、息をする時にゼイゼイ言ったり、痰をともなった咳の原因となります。


◎ 診断
流行の時期、年齢、症状からRSウイルス感染症が疑われます。すなわち、11月~3月頃に生後1歳未満の小児が、鼻汁、咳をともなった呼吸困難があれば疑います。症状からは乳児喘息と区別がつかない場合もあります。確定診断は綿棒で鼻腔粘液を採取して、この検体からRSウイルス抗原を検出する迅速診断検査キットが発売されており、約15分で診断ができます。


◎ 治療
RSウイルスに対する特別な治療薬はありません。症状に対する治療が中心で、咳、鼻汁など上気道症状に対しては風邪薬を投与します。喘鳴など喘息症状に対しては気管支拡張剤や抗アレルギー剤(ロイコトルエン拮抗薬:オノン、キプレス、シングレアなど)内服や吸入療法があります。呼吸困難を合併した重症児にはステロイド剤の吸入や内服を行いますが、有効性に関しては一定の見解が得られていません。呼吸困難が悪化して哺乳力が低下している場合は、入院して点滴や酸素投与が必要になります。さらに重症な場合は、人工呼吸器が必要になります。


◎ 感染予防
RSウイルスの感染経路としては気道からの飛沫感染と、鼻腔や口からの分泌物に汚染された手指や物品を介した接触感染が主です。RSウイルスを家族内へ持ち込むのは、軽症の上気道炎症状をきたした幼児や学童が多く、乳児がいる家庭では厳重な手洗いが重要です。

急性細気管支炎




細気管支とは、上図のように気管支が枝分かれし、二酸化炭素と酸素を交換する肺の末梢の肺胞(はいほう)に近い細い気管支(矢印)のことです。ここには軟骨がなく、炎症が起こるとさらに細くなり、空気の出入りが困難になります。とくに、空気を吸うよりも吐くほうが困難で、そのためちょうど喘息(ぜんそく)の発作のような症状を示します。


◎ 原因

乳幼児のRSウイルス感染症として起こる場合が典型的です。パラインフルエンザウイルス、アデノウイルス、ライノウイルスなどのウイルスでも起こることがあります。


◎ 症状

最初の症状は鼻汁で、少し遅れて咳が始まります。咳は発作性で嘔吐を伴う場合が多くみられます。発熱は病初期に38℃代となりますが、長期に高熱が続くことはありません。その後、呼吸にともなって喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒュー音がする)が聴かれます。症状が進行すると呼吸が早くなったり、陥没呼吸(みぞおち辺りがペコペコへっこむ呼吸)がみられます。さらに進行すると、顔色が悪くなったり、哺乳力が低下し、入院治療が必要となります。生後1か月未満で感染した場合に、無呼吸(突然呼吸がとまる)が最初の症状になることがあり注意を要します。軽症では1週間位でよくなりますが、中等症~重症では2週間以上かかることがあります。

◎ 診断

年齢と症状から診断をつけることがほとんどです。2才以下の乳幼児に、RSウイルスが流行する季節(11月~3月)に上記のような症状がみられた場合は、急性細気管支炎の可能性が高いと思われます。しかし、これらの季節以外にも発症する場合があります。胸部X線検査では肺野の過膨張(膨らみ過ぎる)がみられます。原因がRSウイルスの場合に限り、綿棒で鼻腔粘液を採取して、RSウイルス抗原を検出する迅速診断法(約15分で診断)があります。RSウイルス以外のウイルスの場合には診断ができません。


◎ 治療

原因がRSウイルスであっても、その他のウイルスであっても特別な治療薬はありません。症状に対する治療が中心で、咳、鼻汁など上気道症状に対しては風邪薬を投与します。喘鳴など喘息症状に対しては気管支拡張剤や抗アレルギー剤(オノン、キプレス、シングレアなど)内服や吸入療法があります。呼吸困難を合併した重症児にはステロイド剤の吸入や内服を行いますが、有効性に関しては一定の見解が得られていません。呼吸困難が悪化して哺乳力が低下している場合は、入院して点滴や酸素投与が必要になります。さらに重症な場合は、人工呼吸器が必要になります。

ヒトメタニューモウイルス感染症

Human metapneumovirus: hMPV(ヒトメタニューモウイルス)の流行期は3月〜6月です。生後6ヶ月頃から感染が始まり、2歳までに50%、5歳までに75%、遅くとも10歳までに一度は感染します。また、乳幼児においては再感染をくりかえします。感染力は非常に強く、小児のみでなく成人における呼吸器感染症の原因ウイルスとして重要で、高齢者などの免疫力の低い人では重症化する場合があります。


◎ 症状

初期症状は発熱、咳、鼻汁でほぼ全例に見られます。発熱期間は4〜5日間続き、重症例では気管支炎、細気管支炎、肺炎などの合併症に伴う喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒュー音がする)などの呼吸困難を認めることがあります。症状が進行すると呼吸が早くなったり、陥没呼吸(みぞおち辺りがペコペコ凹む呼吸)がみられたり、喘鳴がさらにひどくなり、細気管支炎[1]や肺炎を合併して食欲・水分摂取が低下します。このような場合は入院治療が必要となります。潜伏期間は4〜6日間です。

[1]細気管支炎とは、細気管支(気管支が枝分かれして細くなった部位)にヒトメタニューモウイルスの感染がおこると、気道内腔が狭くなったり、気道表面の粘膜から分泌物が増加して、息をする時にゼイゼイ言ったり、痰をともなった咳の原因となります。


◎ 診断

流行の時期、年齢、症状からヒトメタニューモウイルス感染症が疑われます。すなわち、3月~6月頃に生後6ヶ月〜5歳くらいの子が発熱、鼻汁、咳をともなった呼吸困難があれば疑います。確定診断は綿棒で鼻腔粘液を採取して、この検体からヒトメタニューモウイルス抗原を検出する迅速診断検査キットがあり、約15分で診断ができます。


◎ 治療

ヒトメタニューモウイルスに対する特別な治療薬はありません。症状に対する治療が中心で、咳、鼻汁など上気道症状に対しては風邪薬を投与します。喘鳴など喘息症状に対しては気管支拡張剤や抗アレルギー剤(ロイコトルエン拮抗薬:オノン、キプレス、シングレアなど)内服や吸入療法があります。発熱が長期化する場合には細菌性感染症の合併を考慮して抗生剤を併用することがあります。呼吸困難が悪化して哺乳力が低下している場合は、入院して点滴や酸素投与が必要になります。


◎ 感染予防

ヒトメタニューモウイルスウイルスの感染経路としては気道からの飛沫感染と、鼻腔や口からの分泌物に汚染された手指や物品を介した接触感染が主です。ヒトメタニューモウイルスウイルスを家族内へ持ち込むのは、軽症の上気道炎症状をきたした幼児や学童が多く、乳児がいる家庭では厳重な手洗いが重要です。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

飛沫感染によるウイルス感染症で16~18日の潜伏期間を経て発症します。耳の下、ほほの後ろにある耳下腺、顎の下にある顎下腺が腫れます。両側腫れることが多いですが片側だけのこともあります。日本では定期予防接種となっていないため接種率が30%と低く、患者数の減少がみられていません。年により流行の規模は異なりますが、年間100万~200万人が発症すると推定されています。特別な治療はありません。合併症として髄膜炎、難聴、睾丸炎、卵巣炎などがあります。高熱、頭痛、嘔吐の症状があると無菌性髄膜炎の可能性が高く100人に1~2人が合併します。難聴は永続性で400~1000人に1人で合併します。睾丸炎は思春期以降に感染した場合の20~30%に合併するとされます。症状がでない不顕性感染が約3分の1あり、2歳ころまでに多いとされます。耳下腺、顎下腺、舌下腺の腫脹が始まって5日間経過し、かつ全身状態が良好になるまでは登園登校はできません。

伝染性軟属腫(水いぼ)

特に幼児期に好発する皮膚疾患である。半球状に隆起し、光沢を帯び、中心に窪みをもつ粟粒大~米粒大(2-5mm)のいぼが、主に体幹、四肢にできる。

◎ 病原体
 伝染性軟疣腫ウイルス

◎ 症状
いぼ以外の症状はほとんどない。いぼの内容物が感染源となる。発生部位は体幹、四肢。特にわきの下、胸部、上腕内側などの間擦部では自家接種により多発する傾向がある。
自然治癒まで6-12 か月、時に4 年程度かかることがある。

◎ 潜伏期間
2-7週、時に6 か月まで。

◎ 感染経路
主として感染者への接触により直接感染するが、タオルの共用などによる間接感染もあり得る。

◎ 好発年齢
幼児

◎ 治療法
自然治癒傾向があり放置してよい。しかし、自家接種や他者への伝播を防止するため、ピンセットでの摘出や液体窒素での除去など、積極的に治療する考え方もある。

◎ 感染拡大予防法
多数の発疹のある者については、プールでタオルなどを共用しないよう指導する。登校(園)に制限はないが、浸出液がでている場合は被覆する。


「学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説」
日本小児科学会 予防接種・感染対策委員会
2012 年1 月改訂版

頭を打った

◎ すぐに行うこと
  • 打ったところを氷水で冷やしたタオルあるいは保冷剤で冷やしながら圧迫してください(30分間くらい)。
  • もし出血していたら、傷口を確認して圧迫してください。汚れていたら、水道水で洗ってから圧迫してください。

◎ 観察のポイント1

打った直後、すぐに泣いた。泣いているのは意識があると考えてもよい。
次のような症状があったらすぐに病院を受診してください。
  • 顔色が悪く、元気がない、ぐったりしている。
  • つねっても泣かずにボーとしている(意識障害あり)。
  • 繰り返し何度も吐いたり、噴出すような嘔吐は重大な症状です。(打った直後に1~2回嘔吐して、顔色もよく、その他の症状がなければあまり心配はありません)
  • 耳や鼻から透明な液や血液がでている。
  • 手足を動かさない、あるいは動かし方が変(麻痺がある)。
  • ひきつけ(けいれん)を起こした。

◎ 観察のポイント2

打った直後には症状がなくても、時間の経過とともに症状が現れてくることがあります。その理由は、頭の骨と脳との間に出血があった場合、徐々に血腫(血のかたまり)となり脳を圧迫します。その結果、しばらくしてから嘔吐、けいれん、意識障害などの症状がでることがあります。
  • 打ってすぐに症状がなくても、その後徐々に頭痛、嘔吐などの症状を認めることがあります。
  • 打ったところが、“たんこぶ”とは違って明らかに盛り上がっている。
  • 打った直後は泣いたけど、その後、ぐったりして意識がなくなる。ほおっておくとすぐに眠ってしまう、けいれんをおこす、繰り返し何度も吐く。
以上の症状があった時は、すぐに病院を受診してください。


眠っているのかどうかわからない時は、つねってみます。それでも反応がないようなら、意識障害です。

頭を打ってから48時間はお子様を注意深く観察してください。48時間以内に上記のような症状がでなければ大丈夫と考えてよいでしょう。

鉄欠乏性貧血と食事

小児における鉄欠乏の原因として、①成長、②鉄分の不足(鉄の摂取量不足、鉄の腸での吸収不足)、③長期にわたる出血の持続、があります。特に、成長は小児特有のものであり、成長には鉄の必要量がかなり大きいことを意味します。生まれてから1年で、身長が1.5倍、体重が3倍になります。そのために必要な鉄分はかなり多く、乳児の1日に必要な鉄分は成人と同程度です。貧血とは、血液中のヘモグロビンの量が少ない状態です。ヘモグロビンは体内に酸素を運ぶ働きをします。そのため、貧血になると全身が酸素不足になり、疲れやすくなったり、顔色が悪くなったりします。貧血の大部分は、ヘモグロビンの材料である「鉄分」が不足する「鉄欠乏症貧血」です。鉄欠乏症貧血は、鉄の摂取量が少ないか、鉄の需要が増えた時に起こります。摂取量が少ないとは、極端な偏食やダイエットで鉄の吸収がうまくいかない時です。需要が増えるのは、成長期や、妊娠、出産、授乳期です。月経過多や、潰瘍からの出血なども原因になります。


◎ 乳児期

鉄が欠乏する時期は乳児期から幼児期早期(6~24ヶ月)にあります。母乳中の鉄分は人工乳に比較すると少ないですが、腸からの吸収は母乳の方が多いです。しかし、生後6ヶ月を過ぎると母乳栄養のみでは鉄欠乏性貧血は防ぐことはできないので適切な離乳食を与えましょう。


◎ 幼児期

1.ヘム鉄を多く含む食品を食べましょう。
食品に含まれる鉄分には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。魚や肉に含まれる鉄分であるヘム鉄と、野菜や穀類に含まれる鉄分である非ヘム鉄です。ヘム鉄は、非ヘム鉄に比べて、腸での吸収が数倍良いと言われます。
  • ヘム鉄を含む食品:レバー、牛肉、鶏肉、赤身の魚、うなぎなど。
  • 非ヘム鉄を含む食品:ほうれん草、切干し大根、大豆、高野豆腐、わかめ、ひじき、あさり、しじみ、のりなど。
※非ヘム鉄は腸からの吸収のよくない鉄分ですが、動物性タンパク質と一緒に摂取すると吸収が良くなります。

2.ビタミンCを十分とりましょう。
ビタミンCは鉄分の吸収を良くします。ビタミンCをたくさん含む果物、野菜を食べましょう。


◎ 治療

鉄分を多く含む食事をとることが大切ですが、それだけでよくならない時は、鉄剤を飲んで治療します。軽い貧血であれば、1~2ヶ月ほど内服します。

こどもの薬の飲ませ方

【乳児編】

粉薬の飲ませ方 その1
  • 小さな容器の中に粉薬をあけ、数滴の湯冷ましを加えて、ペースト状に練ります。 
  • 手をきれいに洗って、練った薬を指先につけ、お子様の口の中(上あごや頬の内側)に塗りつけます。 
  • 最後に、水をふくませて、薬を飲み込むようにしてください。 

粉薬の飲ませ方 その2
  • 小さな容器の中に粉薬をあけ、少しずつ水を加えて、シロップ状(液体)にします。 
  • 溶かした薬をスプーンやスポイト、哺乳瓶の乳首を使って飲ませてください 
  • 薬を飲んだ後、口の中に薬が残らないように飲み物を飲ませてください。 

水薬・シロップ剤の飲ませ方
  • 軽く振って中身を均一にしてください。 
  • 指示されている量をきちんと測り、スポイトなどで頬の内側(奥歯あたりのやや奥の方)に少しずつ垂らして飲ませます。その後に湯冷ましを飲ませてください。 
  • 味が濃いようなら、1回内服量を白湯で薄めてから飲ませてください。 
  • 一気に飲めるようなら、スプーンやコップで飲ませてください。 

注意すること
  • 水に溶けにくい粉薬もあるので注意してください。 
  • 溶かすと苦みがでたり(フロモックス)することがあるため、内服直前に溶かしてください。 
  • 熱湯は使用しないでください。温度が高すぎると薬が変化してしまうことがあります。 
  • ミルクに混ぜると、ミルクの味が変わり、ミルクを嫌うことがありますので注意してください。どうしても混ぜる時は少量のミルクに混ぜてください。 
  • シロップなどの水薬はカビや細菌が繁殖しやすいので冷蔵庫で保管してください。長くても2週間たったら捨ててください。 

薬を飲ませるコツ
  • 小さなお子さんは、ミルクを飲んだ後は満腹になって薬を飲めなかったり、内服を嫌がって、飲んだミルクを吐いてしまうことがあります。 
  • 「毎食後内服」の薬でも、あまり食事の時間などは気にせず1日3回の薬なら朝・午後・夜の適当な時間に飲ませてください。 
  • お腹の空いている時やミルクを飲む前に、薬を飲ませていただいて大丈夫です。 


【幼児編】

粉薬の飲ませ方
  • 粉薬をそのまま飲めれば、そのまま飲ませていただいて大丈夫です。 
  • そのまま飲めなければ、粉薬に水を少量(10~20ml位)加えて溶かして飲んでください。 
  • 水の代わりに、お茶・ミルク・ジュース・スポーツ飲料などでもかまいません。 
  • 薬を飲んだ後、口の中に薬が残らないように、水などを飲ませてください。 
  • 粉薬を好みの食べ物(アイスクリーム、コンデンスミルク、メープルシロップ、チョコレートクリーム、ピーナッツクリーム、ゼリー、ジャム、ココアなど味や香りが強く、コクがある食べ物)に混ぜると飲みやすくなります。 
  • 酸味がある乳製品、ヨーグルト、オレンジジュース、リンゴジュース、スポーツ飲料などは、マクロライド系抗生剤(ジスロマック、クラリシッド、クラリス、エリスロシンなど)に混ぜると苦みが強調されることがあります。 
  • 氷やアイスクリームなど冷たい物を食べておくと、一時的に味覚が鈍くなるため、薬を服用しやすくなります。 

注意すること
  • 水に溶けにくい粉薬もあるので注意してください。 
  • 溶かすと苦みがでたり(フロモックス)することがあるため、内服直前に溶かしてください。 
  • 熱湯は使用しないでください。温度が高すぎると薬が変化してしまうことがあります。 

薬を飲ませるコツ
  • 小さなお子さんは、食事後やミルクを飲んだ後は満腹になって薬を飲まなかったり、内服を嫌がって、食べた物やミルクを吐いてしまうことがあります。 
  • 「毎食後内服」の薬でもあまり食事の時間などは気にせず、1日3回の薬なら朝・午後・夜の適当な時間に飲ませてください。 
  • お腹の空いている時や食事の前に、薬を飲ませていただいて大丈夫です。 
  • 保育所・幼稚園などに通っているお子さんは、昼の薬を夕方飲ませてもかまいません。その後夜の薬は眠前に飲ませてあげてください。 



【小児編】
  • 粉薬が飲みにくいときは、オブラートなどで包んで飲ませるのも1つの方法です。 
  • オブラートを四つ折りにして、袋の部分に粉薬を入れ、ねじって薬を閉じこめます。 
  • 水を入れた容器を用意して、薬を包んだオブラートを水につけ、飲んでください。水にぬらすことで、オブラートが口に貼りつかずに飲むことができます。 
  • 水につけた後は破れやすいのですぐに飲んでください。 
  • 水がついた手でオブラートを触ると、破れてしまいますので気をつけてください。 
  • ゼリー状のオブラートもあります。粉薬をゼリーでおおうような形で飲むことができます。